とうとう我が家に圧力鍋がやってきました。ずーっと欲しかったんだけど安くないからなかなか踏み切れなかったところ、ヒレンが初「母の日」に買ってくれたのでした。
で、圧力鍋といったら豚の角煮でしょう、ということで(誰が決めたんだ)、やりましたよー、角煮。小さい頃、母が圧力鍋を使っていると、「危ないから寄っちゃダメ!」といわれていたのが頭にこびりついていて、蒸気がプシューって出るたびに爆発するんじゃないかと内心ちょっと怯えながら、説明書片手に小1時間。恐る恐る蓋をあけると、箸で持ったら崩れるくらいやわらかい角煮ができてるではありませんか!ちょっと、すごいじゃないの!と一人で台所でかなり興奮。
この感動を誰かと分かち合いたい・・・と思っても、そこにいるのは3ヶ月の赤ん坊だけ。でもいい、9ヶ月一心同体だった母子だもん、きっとこの気持ちは分かってくれるはず。
「ねえ、サヤ、圧力鍋ってすごいよ!」
「・・・(虚ろな目で私を見る)」
「ホロホロの角煮が1時間でできちゃったよ!」
「アー。」
「お父さん帰ってきたらきっと喜ぶよ!」
「フンッ(私をチラッと見たかと思うとそっぽを向く)。」
娘の冷たい態度にちょっと傷つきながらも、圧力鍋考え出した人は天才だなー、とか、次何作ろう、とか、一人熱くなる私でした。