さやが今通っている、ギフテッドの子供を集めた学級が、設立5周年を迎えました。今週は子供たちは全くお勉強はしないで、チャリティーマラソン大会やら、工作やら、サバイバルゲームやら、とにかく楽しい行事が盛りだくさんのようです。
運営するのに、先生方だけでは人手が足りないということで、チャリティーマラソンのお手伝いに行ってきました。チャリティーマラソンとは、子供たちが、事前に「マラソンコース1周走ったらいくら払ってください」というような形で大人にスポンサーを依頼して、当日走った距離に応じてスポンサーにお金をもらうという、そういうイベント。私は当日コース上で交通安全係になりました。
もちろん、運動大好きな子供もたくさんいるけれど、できれば家の中でゲームか本を読んでいたい・・・という子供がおそらく大多数のこの学級。それでも、1周300mくらいのコースを、みんなで励ましあいながら、一人平均10周は走ったかな。「もういやだー」なんて泣きが入っている子も、最後はちゃんと涙をぬぐって走っていたのをみて、ちょっと感動したのでした。
お手伝いに来ていたほかのお母さんたちと少し立ち話する時間があったのも、普段ドタバタ送り迎えしている私にはうれしかった。どのお母さんたちも、前の学校では情緒不安定だったり鬱の兆候が出ていたのが、このクラスに通うようになってから子供に笑顔が戻ってきたとか、お友達と手をつないで学校から出てきたのを見て泣けた、とか、同じような経験をしていたようで、お互いに共感できることがたくさん。子供が安心していられる居場所があるということが、本当に、ありがたい。